文春文庫
「北島康介」プロジェクト2008

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167717742
  • NDC分類 785.2
  • Cコード C0195

内容説明

アテネ五輪の金メダルの陰には、「鬼」と呼ばれた5人のスタッフ、通称「チーム北島」の存在があった―。記録上は平凡な選手だった北島が、なぜ世界最速となったのかを解き明かしたノンフィクション『「北島康介」プロジェクト』から4年。北京五輪に向けた取り組みを新たに取材。2008年の北島を浮き彫りにした。

目次

1 コーチ―平井伯昌
2 映像分析―河合正治
3 戦略分析―岩原文彦
4 北島康介の野望
5 肉体改造―田村尚之
6 コンディショニング―小沢邦彦
7 五人の鬼が生んだ世界記録
8 2004年アテネから2008年北京に向けて

著者等紹介

長田渚左[オサダナギサ]
東京都出身。ノンフィクション作家。桐朋学園大学演劇専攻科卒業後、海外リポーターを経てスポーツライター、キャスターとして活躍。NHK「FMホットライン」編集長を経て、フジテレビ「FNNスーパータイム」ではスポーツキャスターを10年間務めた。2004年4月からNHK BS‐2「週刊ブックレビュー」の司会を務める。06年11月、編集長としてフリーペーパー「スポーツゴジラ」を創刊した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kochanosuke

14
ルポとして読み物として素晴らしい。「競泳のタイムは、人間そのものである。」とあとがきにある。まさにそんな本。「チーム北島」と言われるけど、固くぶ厚い信頼感が偉業を支えてるのがわかった。2013/06/10

すずらん

7
個人競技でありながら、これだけのチームが組まれ、後ろに背負ったものがある人は強い。抜く側から抜かれる側へ。この人は飄々としているように見えて、今何を考えているんだろう。インハイに向かう地下鉄でお見かけした平井コーチも、一人の選手とここまで関わっていらしたんですね。2013/06/16

paluko

0
結果的には「スポーツを科学する」先頭集団のチームが結成されたわけだけど、その始まりは「体も固いしタイムもそれ程じゃないけど眼光が凄い」とかいう非・科学的直感だったというのが面白い2010/08/16

さちこ

0
スポーツ選手に努力しない人はいない。私もがんばろうと思える。2009/08/04

くろかわ

0
平井コーチと北島が、勝つために長い時間をかけて何を積み上げてきたかがよく分かる、非常に興味深い本。少数精鋭型のスポーツ選手育成の現場の臨場感がよく伝わっていると思う。2008/11/14

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