内容説明
ダイアナ、カミラの英王室から皇太子による惨殺事件のあったネパールまで、世界の王室はスキャンダルだらけだ！秋篠宮殿下に悠仁親王が生れ、議論が下火になった皇位継承問題だが、本来は時間をかけて論議すべきだ。世界各国の王室が継承の危機に機敏に対応してきた歴史に学び、日本の皇位継承問題に画期的な提言をする。
目次
第１章 ダイアナの悲劇とエリザベス女王
第２章 美しきプリンセスたちの大スキャンダル
第３章 アラブの首長、アジアの王様
第４章 革命で追われた王様たち
第５章 世界ラストエンペラー哀史
第６章 中国の皇帝、日本の天皇、大韓皇帝
第７章 「万世一系」は正しいと思う理由
第８章 皇室典範をこう改正すれば誰もが納得
第９章 皇太子妃雅子さまにおける悲劇の本質と打開策
著者等紹介
八幡和郎［ヤワタカズオ］
１９５１年滋賀県生まれ。東京大学法学部卒業後、通商産業省に入省。フランス国立行政学院（ＥＮＡ）に留学。通産省大臣官房情報管理課長などを歴任した後、１９９７年退官し、評論家として活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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犬養三千代
5
病院図書室本。2007年12月10日 八幡和郎 590円 世界の王室の話と日本の皇室の在り方をわかり易く解説。 カミラは妃殿下ではあるが王妃の称号は与えられていない。フィリップ殿下も皇配殿下の称号は与えられていない。など。 最終あたりは皇太子殿下や雅子妃殿下への軽い批判。それより、妃殿下選びが間違えていたとのこと。 正田家と小和田家の在り方の、違いも。うーん、なんとも、言えない。2018/11/13
うたまる
2
前半部の世界の王室についてのレクチャーは、世界史の授業を思い出し面白かった。中でも「王室に国民と同様の権利があると、麻薬・詐欺・セックススキャンダルが頻出する」と「女性君主を擁する国は配偶者トラブルに見舞われやすい」は、どちらも今後の日本の皇室のあり方の参考になる。後半部の皇室の後継者問題についてでは、イメージしていた雅子妃殿下の有能なキャリアウーマン像が打ち砕かれた。華々しい学歴と職歴は全て正規合格ではなく、東大もハーバードも外務省も父親のコネを全力で利用してのものだったことに驚き。じゃ、凡人かも…。2012/08/23
みき
1
皇族って、華やかに見えて、鳥のカゴの中の鳥。出会いも、プライベートも世界中の人が知ることになるなんて、信じられない。後半は雅子様に関しての話しでしたが。なんだか、生々しい。前半の様にもう少し、過去の世界の皇族の話しの方がワイドショーみたいで良かった。2015/05/13
恵
1
表紙から勝手に、世界王室のあれこれが内容だと思ってた（汗）。有識者会議は名前は知ってたけど、こんなにもずさんだとは思ってなかった・・・。今後の天皇制を考えるには、必読の本だと思う。2011/01/09
真時
0
☆☆
