内容説明
私の身体は頭よりも、はるかに賢い―。武道家でありレヴィナス研究者である著者が放つ最強の身体知。本当に危険な敵と対峙したときはどうすべきか、身体の感受性を育む体育とは何か、最高のパフォーマンスを生む心身の状態とは?危機管理法から胆力の付け方まで、よりよく生きるための武術的思考法を伝授。
目次
1 武道に出会う
2 武道的身体論
3 私の身体は頭がいい
4 医療に出会う
5 複素的身体性論―無敵の探究
終章 響く身体
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。現在神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。フランス現代思想と武道に精通した独自の視点が注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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