内容説明
「善いことも悪いことも自分一人でやるんだ」(坂口安吾)―言葉がグッと胸にくいこんで、その後の人生を励ましてくれる。そんな経験は人生の宝だ。大人が手加減なしで全力で発した言葉は、全身にビリビリとくる。サリバン先生からアントニオ猪木まで、古今東西一流の人が投げかける愛に溢れた珠玉の名言集。
目次
坂口安吾「善いことも悪いことも自分一人でやるんだ」
岡本太郎「あれかこれかとなったらマイナスを選ぶんだ」
黒澤明「その馬!もっと芝居しろ!」
宇野千代「もう一度、雨戸を叩いたりして、男を呼んだりはしないで下さい」
寺山修司「自分の母親に『姥捨山につれていくぞ』といってごらんなさい」
立川談志「酒は『人間というものは元々駄目なもんだと教えてる』んだよ」
瀬戸内寂聴「銀行だって利息がつかないこの時代に、なんで愛に利息がつきますか」
アントニオ猪木「馬鹿になれ、とことん馬鹿になれ」
本田宗一郎「能ある鷹は爪を隠すというのが大嫌いなんだ」
サリバン先生「だめ、だめ、ヘレンはいけない子だ、先生は悲しい」〔ほか〕
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。