内容説明
昭和十四年、日ソ両軍が激突したノモンハン事件。戦力的に劣りながら、一度も制空権を渡すことなく、凄惨な地上戦を援護した陸軍航空隊“稲妻戦隊”の指揮官・野口雄二郎と飛行機乗りたちの苦闘。重苦しい時代、腐敗してゆく組織にあって、飛行機乗りとしての志を貫いて戦い、生きた男たちを描く長篇小説。
著者等紹介
山之口洋[ヤマノグチヨウ]
1960年、東京生まれ。東京大学工学部卒業後、人工知能関係の研究所に入所、のち家電メーカーにて研究開発に携わる。98年「オルガニスト」で第10回日本ファンタジーノベル大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 本命馬 集英社文庫