内容説明
七〇年代からポピュラー音楽界を支える当代随一のドラマーであり、今までに参加したアルバムは一万枚を超えるという驚異の重鎮が、デビュー三十周年を節目に綴った初めての自伝、遂に文庫化。井上陽水、泉谷しげる、忌野清志郎、沢田研二、矢沢永吉、山下達郎、YMO、松任谷由実、矢野顕子etc。抱腹絶倒のエピソード満載。
目次
第1章 七〇年代のポンタ~青春編
第2章 八〇年代のポンタ~回天編
第3章 九〇年代のポンタ~滑翔編
著者等紹介
村上“ポンタ”秀一[ムラカミポンタシュウイチ]
1951年1月1日兵庫県西宮市生まれ。1972年、フォークグループ「赤い鳥」に参加。以降、数々のスタジオワークをこなし、日本のトップドラマーとしての地位を確立。その参加アルバムは優に1万枚を超えるといわれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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co_match
3
ポンタ氏」が亡くなりそう言えば本持ってたよな、と再読したら面白くて1日で読了 彼の歩みがそのまま70年以降の日本の音楽シーン(ジャズ、歌謡曲を問わず)の振り返りになっているのがすごい 矢沢永吉のレコーディングにポンタと坂本龍一が参加してたってのはすごい話 合掌2021/03/18
igi_tur
3
ジュリー好きとしては、沢田研二やその熱狂的ファンについて書かれた個所が興味深かったです。2009/01/12
いちはじめ
3
名ドラマー、ポンタこと村上秀一の自伝(聞き書き)。面白すぎてちょっと眉唾めいた放言が楽しい。2006/06/13
ショタ
2
ドラムを上達したくて読んでみましたが、まぁ読んで正解でした。ポンタさんが言うところの「ドラム上手くなりたければ酒飲んだりお姉ちゃんと遊べ」ってのと同じ意味でこんな本読んでみるのもいいのでは。日本の音楽史に詳しくなるし、これまで興味を持たなかった多くのミュージシャンをリスペクトする気持ちがわいてきました。2011/09/24
ビーフハート
2
おもろいオッチャン(ドラムは凄腕)のおもろい話(半分以上は自慢話w)。2009/12/01