内容説明
ケネディ暗殺さる!犯行はオズワルドの単独犯―大嘘。それを真実に仕立てるべく、真相を知る者の口をふさげ。CIAとマフィアが結託、ダラスに展開する暗殺と脅迫。ヴェトナム戦争と公民権運動に揺れるアメリカで、国家の暗部を担うこととなった三人の男の姿を描き、熱病じみたドライヴ感で驀進する超スケールの暗黒小説。
著者等紹介
エルロイ,ジェイムズ[エルロイ,ジェイムズ][Ellroy,James]
1948年、ロサンジェルス生まれ。10歳のとき、何者かに実母を殺害され、以来、荒れた生活を送るも、作家を志して更生。独特の熱気をはらんだ小説世界により、暗黒小説の巨匠としての地位を確立する
田村義進[タムラヨシノブ]
1950(昭和25)年、大阪市生まれ。金沢大学法文学部中退。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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