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文春文庫
黄金の華

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  • サイズ 文庫判/ページ数 489p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167679712
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シン

6
経済という視点から江戸幕府の成立過程を描いた作品。あまりない珍しいパターンだったので面白く読めました。2014/07/07

まあやん

2
銀座という地名とか、今の日銀のところに庄三郎の屋敷があったとか、今とのつながりが分かっておもしろかった。武士の華々しい話ではなく、豊臣から徳川に移る時代を経済という視点から描かれていて読みやすく興味深かった。2014/07/31

berceau_de_chat

1
豊臣末期から徳川体制確立までの時代に、刀ではなく知恵と胆力で身代を築いた男の一代記。段々と金の魔力に魅せられ狂わされていくも、最後の呆気ない程の去り際には不思議な爽快感があります。2011/06/16

左丘明

0
後藤庄三郎光次とは、また地味な人物を主人公に選んだものだ。豊臣から徳川へと世が移り変わる時代に、「経済官僚」として徳川家康に仕えた後藤庄三郎の存在は、脇役として描かれることはあっても、小説としてはほとんだ描かれたことはなく、その経歴にも謎が多い。だがそれだけに、作家の想像力が発揮される余地が広い。本作での後藤庄三郎は、行動力と知恵に富んだ魅力的な人物に描かれている。青年から壮年へと成長する若者の物語であり、徳川幕府草創期の権力の裏側を描く小説としても読みごたえがある。異色の戦国小説といえるだろう。2017/12/11

CCC

0
★☆☆☆☆2009/02/08

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