文春文庫<br> 質問する力

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文春文庫
質問する力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167679354
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

出版社内容情報

郵政民営化、道路公団、不動産、年金、結婚、就職・・・国や他人任せでは必ず失敗する。自分自身で考える!それこそが成功の秘訣。

内容説明

国のいいなりに自分の人生を過ごすのか。それとも自分で理論だてて考え充実した人生を送るのか。盛田昭夫氏など政財界有名人のエピソードを交えながら、85年以降の世界情勢の変化、年金、郵政民営化、日本の教育など諸問題を鋭い視点でとらえ「質問する力」こそが人生やビジネスにとって最大の武器になると説く。

目次

第1章 地価の下落は予想できた
第2章 1985年から世界は変わった
第3章 シンガポールの奇跡
第4章 質問せよ、さらば開かれん
第5章 「質問する力」を育てる
第6章 説明する力
第7章 解答を考える

著者等紹介

大前研一[オオマエケンイチ]
1943年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒。東工大大学院で修士号、マサチューセッツ工科大大学院で博士号取得。70~72年日立製作所の原子力開発エンジニアを経て、72年マッキンゼー&カンパニー入社。コンサルティング業において成功を収め、その理論は世界的に評価される。日本支社長、本社ディレクターなどを歴任後、退社。経営コンサルタントとして幅広く活躍、国内外で出版した著書は100冊を超える。UCLA大学院公共政策学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

非日常口

33
学生時代以来の再読。政府が不動産バブル崩壊後に国民を「最後の借り手」とした導入部。将来「国民はア○バブルの最後の買い手だった」とか言われるのか。2章で規制によって円高のメリットがなくなったとあったが、良し悪し別にTPPで規制がとれる時、今度は円高のままだったらメリットがあっただろうとなる気がする。不良債権予備軍の国債は日銀が買いまくり郵貯簡保が株買いを控える今、他の金融機関の動きはどうか。LINEなどで短文漬けの人は分かりやすさを好むが、その実論理構造を上手く組めず質問する力は劣化し始めている気がする。2015/08/03

Lee Dragon

26
自分の身は自分で守らなければならない。質問する力こそが核心をついて将来を見据える力。因果関係、イシューツリーを書き出す訓練からしていこうと思った。シンガポールの李光耀の外交政策には舌を巻いた。シンガポール人の友人が何人かいるが彼らはシンガポール人であることに誇りを持っているようにな感じる。我々も上質な問いを行うことで日本という国をさらに強い国にしていきたい。その前に英語を含めた実力をつけねば2017/05/03

booklight

21
評論家が未来を予測する。何を勝手なことを、と思うことが多かったが、だれしもが思うことを2歩3歩先を考えたら、それは、そのあとを誰もが通る可能性がある。と納得することが最近あった。ならば自分の頭で考えて、普通のことを積み重ねいけば、先が読める。そしてそのためには、問いを設定することが必要になる。それが質問する力。という話かな。実例と効果はありますがノウハウはない昔のタイプの啓蒙書です。2019/03/11

naobana2

20
質問上手になりたい。賢くなりたい。頭の回転速くなりたい。努力あるのみ。2016/06/20

モッタ

8
☆☆☆問いをつくる、自分で考え答えを導く。たとえそれが間違っていたとしても。2011/08/04

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