内容説明
記者を振り出しに、編集者、そしてテレビ番組制作と、マスコミ業界を渡り歩いてきた著者が34年間のサラリーマン生活を経て、定年と同時に浄土真宗大谷派の僧侶となった。自らの体験記や知人友人の定年後の人生の選択肢について触れ、釈尊と親鸞の教えを引きながら人間の生き方を考える。異色のお坊さんによる「仏教ノススメ」。
目次
1 サラリーマンが仏教と出会った(わたしが僧侶になったわけ;定年は新しい世界を開くチャンス;仏門をたたいたサラリーマンに学ぶ;人が仏に救われるということ―無常を生きる)
2 慧成和尚の「仏教ノススメ」(釈尊の生涯とさとり;親鸞―その生涯と教え;仏教書と出会う)
著者等紹介
本郷慧成[ホンゴウエジョウ]
1933年京城(現・ソウル)生まれ。1960年日本大学法学部卒業後、産業経済新聞社(現在の産経新聞)入社。外信部、社会部、欧州・米国の特派記者として勤務するが、1977年に退社して旺文社へ。社長室勤務を経て、一般書籍、文庫、児童書、各県風土記の編集長を歴任。1987年テレビ朝日映像へ取締役企画室長として転籍。1994年定年退職。浄土真宗大谷派の僧侶となる。現在は同宗の教師のほか、地元埼玉県狭山市で行財政改革などの審議会委員も務める
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