内容説明
3年前、休暇でアンダルシアを訪れた21歳のキャシーは、ハンサムな大富豪ロマン・フェルナンデスに見初められた。だが夢のような求婚のあとに待っていたのは、悪夢の結婚生活。“名家にふさわしくない”と使用人にまで蔑まれ、頼みの綱の夫もほとんど屋敷におらず、その隣には他の女性が。ついに耐えきれなくなり、キャシーはイギリスに逃げ帰ったのだ。だがあれから1年、弟がロマンの金を横領したことが発覚した――告訴はしないでと懇願するキャシーに、ロマンは条件を出した。君が3カ月ぼくとベッドをともにするなら考えてもいい、と。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
8
★★★☆☆夫婦再生モノ。弟の罪を許して貰うため1年間別居中の夫に会いに行くヒロイン。よくある設定です。幼いヒロインと大人のヒーロー。でも、結婚するに至ったヒーローの言動やプライドの高さで自滅するヒーロー。自業自得ですね。でも、こんな展開実は、好きです。2016/04/25
ぽこ
6
妻に愛してると言えない、自称プライドの高い夫。プライドが高いというよりは、妻を見下しているように思えた。ヒーローの魅力が分からなかった。2015/07/13
もな
2
ヒーロー思い込みが激しくてやっと思いを解放するくらい親密になれたヒロインの反応を誤解しちゃうんんだもん。 でも二人のすれ違いが全て相手を愛してることから起こっちゃうところがハラハラしながらも愛が溢れててキュンとしてた。 ギリシャの傲慢男も好きだけどスペインの熱い癖にクールぶってるヒーローのような男も大好物です2015/07/16