文春文庫<br> あかね空

個数:
電子版価格
¥702
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
あかね空

  • 山本 一力【著】
  • 価格 ¥847(本体¥770)
  • 文藝春秋(2004/09発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 14pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年08月24日 21時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167670023
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

希望を胸に身一つで上方から江戸へ下った豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみ。やがて夫婦となった二人は、京と江戸との味覚の違いに悩みながらもやっと表通りに店を構える。彼らを引き継いだ三人の子らの有為転変を、親子二代にわたって描いた第126回直木賞受賞の傑作人情時代小説。

著者等紹介

山本一力[ヤマモトイチリキ]
昭和23(1948)年、高知県に生まれる。都立世田谷工業高等学校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て、平成9(1997)年、「蒼龍」で第77回オール読物新人賞を受賞。平成14(2002)年、「あかね空」で第126回直木賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

341
今、ひたすら興奮‼️凄い小説にまた出合いました‼️京で修行し江戸で一旗上げんとする豆腐職人永吉、江戸では京風豆腐の柔らかさが壁となる。しかし永吉は、味へのこだわりはいつか江戸でも通じるはずと。支えた娘と夫婦になり多難な前途を切り開く。信心深き者は不幸を神罰と捉え、家族内に些細な亀裂が!やがて埋められない溝へという話。詰め込み過ぎのきらいはあるが、裏返せば展開はジェットコースター!決して諦めない、裏切られてもどこか信じ合う家族の絆が迎えた結末は落涙。木の葉の茂みを抜けるあかね空の光の束が私にも見えた‼️🙇2019/02/10

mapion

268
京から江戸に来て裏店で豆腐屋を始めた栄吉は、同じ長屋の明るく元気なおふみと所帯を持つ。京風の柔らかい豆腐は固い豆腐に慣れた江戸では受けがよくない。二人の苦労が始まる。長男を甘やかすおふみ。栄吉、おふみが亡くなり店を継ぐ次男。店の乗っ取りを企む男。家族にとって良くない事はいくつもある。扶けてくれるのは情に厚い江戸の人たち。寺前の息子を亡くした豆腐屋の老夫婦、商売敵の棒手振りの豆腐売り、老舗料亭の女将、鳶の親方、博徒の親分、表店の豆腐屋など敵も味方も江戸の人。現代に置き換えては楽しさ半減、江戸情緒溢れる物語。2025/07/20

HIRO1970

205
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️本年122作目。山本一力さんの時代物ついに手に取る事が出来ました。読んで見てまさに神様に感謝をしたくなる程の素晴らしい作品でした。私の拙い経験ではありますが、本年はもとより過去の本棚収録済みの中でも間違いなくベスト10冊の中に入る名作でした。人情物と言うのは本当はこういう作品の事を指して言うのではないかと認識を新たにさせられました。本作が著者の直木賞受賞作と言うのも只々頷ける当然の評価だと思われます。これから著者の作品をかなりの確率で愉しめる事を確信しました。皆さんにもオススメします。2015/10/18

遥かなる想い

198
いわゆる時代物の人情小説。山本周五郎にはまった日を思い出すが、少し弱いか。ただ、この時代にこの手の本を飽きさせることなく描ききる作者がいるとは。第126回(2001年)直木賞。2010/06/02

Atsushi

157
今日、地方に勤務する愚息が少し遅い夏季休暇を取得し帰省した。今晩は冷奴をつまみに一杯飲みながら近況を聞くこととしよう。親子でも話さなければ分からないことは沢山ある。江戸時代の親子二代にわたる豆腐屋の人情話。家族のお互いに秘めた愛情に胸が熱くなる。第126回直木賞受賞作。2017/08/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/578978
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品