内容説明
偶然再会した少年の頃のヒーローは、その後、負けつづけの人生を歩んでいた。もう一度、口笛の吹き方を教えてくれたあの頃のように胸を張って笑って欲しい―。家庭に職場に重荷を抱え、もう若くない日々を必死に生きる人々を描く五篇を収録。さり気ない日常の中に人生の苦さをにじませる著者会心の作品集。
著者等紹介
重松清[シゲマツキヨシ]
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒。出版社勤務を経て、91年『ビフォア・ラン』でデビュー。97年発表の『ナイフ』は現代の家族が抱える問題を鮮やかに描き出し、坪田譲治文学賞を受賞する。その後も現代社会をテーマに次々と意欲作を発表、99年『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞を受賞
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