出版社内容情報
秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦。事件の鍵は、淡路島と伊勢を結ぶ「一本の線」にあった。底知れぬ闇が、浅見を戦慄させる。
内容説明
事件解決の鍵が一本の「道」にあると察した浅見光彦は、テレビ記者の松雪真弓とともに伊勢へと向かう。真相に近づき、淡路に戻った二人を出迎えたのは、新たな死体だった。民間信仰、政治家と大企業の癒着、新興宗教―。すべてがひとつにつながったとき、戦慄の事実が浮かびあがる。巻末に著者による「自作解説」を付す。
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
1934年、東京生まれ。コピーライター、テレビCM制作会社経営を経て1980年、「死者の木霊」でデビュー。以後、文筆活動に入る。いまや国民的“名探偵”である浅見光彦は第3作目の「後鳥羽伝説殺人事件」で誕生。以来、大変な人気を博し、ファンクラブ“浅見光彦倶楽部”の総入会者数は2万人を超える。著作は浅見光彦シリーズのほか、“信濃のコロンボ”こと竹村警部シリーズなど多数で、150作を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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☆kubo
15
なかなかきれいに?決着ついたけど、後半はちょっと失速気味かな。ダラダラと推測の足元固めをしていた感じ。"モスケ"って言った理由がわかんなかったな。どこかに書いてあったっけ?2013/03/09
速魚
8
解決のしかたまで 安定感!!どこまでも因縁めいた「拝み屋」の関係者達... あ!初携帯おめでとう♪ 2013/02/08
ジーク
6
淡路島の風俗や風習に感心しつつ、結末はすっきりしにくいものが…。2014/05/11
R2
5
複雑な謎解きが終わった。この作者の淡路島や太陽の道の下調べに感服です。2014/07/22
ぺんぎん
4
浅見光彦シリーズ。面白くて一気に読めた。犯人はまさかのあの人。信仰も度を超えると狂気になるんだな。しかし教祖が事件に関係ないのは本当なのだろうか。裏で手を回していそうな気もするのだが。2020/02/01
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