出版社内容情報
秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦。事件の鍵は、淡路島と伊勢を結ぶ「一本の線」にあった。底知れぬ闇が、浅見を戦慄させる。
内容説明
ついにケータイを購入すべく、秋葉原を訪れた浅見光彦。その帰路、若い女性が彼の腕の中に倒れ込み、そのまま絶命してしまう。淡路島出身の彼女は、故郷の禁忌を破ったことを気にしていたという。古事記に「国生み」神話を残す淡路へ、引き寄せられるように赴いた光彦は、事件の背後に巨大な闇が存在することに気づく―。
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
1934年、東京生まれ。コピーライター、テレビCM制作会社経営を経て1980年、「死者の木霊」でデビュー。以後、文筆活動に入る。いまや国民的“名探偵”である浅見光彦は第3作目の「後鳥羽伝説殺人事件」で誕生。以来、大変な人気を博し、ファンクラブ“浅見光彦倶楽部”の総入会者数は2万人を超える。著作は浅見光彦シリーズのほか、“信濃のコロンボ”こと竹村警部シリーズなど多数で、150作を超える。発行部数は1億部を突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
27
浅見光彦シリーズ。淡路島に存在する伝説と、ふたつの殺人。ばらばらに見えた事件はやがて、明確なつながりを持っていることが示唆される。下巻へ。2015/01/06
☆kubo
14
大分真相に近づいたみたいだけど、まだ半分?この後どんでん返しでもあるのか。2013/03/06
ジーク
10
初 浅見光彦シリーズ。携帯を持っていなかったことに驚き!下巻が楽しみです。2014/05/11
風竜胆
9
今回は、淡路島を舞台に、光彦が活躍します。2013/08/29
蕭白
9
今回は淡路島が舞台。個人的に縁のある場所なので、知っている地名なんかが出てきてちょっと嬉しいです。ストーリーは、因習と現実の利害とが絡む感じの展開へ。続きが楽しみです。2013/04/15
-
- 和書
- 世界史読本 読本シリーズ