文春文庫<br> 翔ぶが如く〈7〉 (新装版)

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文春文庫
翔ぶが如く〈7〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167663018
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

熊本、萩における士族の蜂起をただちに鎮圧した政府は、鹿児島への警戒を怠らなかった。殊に大警視川路利良の鹿児島私学校に対する牽制はすさまじい。川路に命を受けた密偵が西郷の暗殺を図っている―風聞が私学校に伝わった。明治十年二月六日、私学校本局では対政府挙兵の決議がなされた。大久保利通の衝撃は大きかった…。

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
大正12(1923)年、大阪市に生れる。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年、「梟の城」で第42回直木賞受賞。41年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊池寛賞受賞。47年、「世に棲む日日」を中心にした作家活動で吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、「ひとびとの跫音」で読売文学賞受賞。58年、「歴史小説の革新」についての功績で朝日賞受賞。59年、「街道をゆく“南蛮のみち1”」で日本文学大賞受賞。62年、「ロシアについて」で読売文学賞受賞。63年、「韃靼疾風録」で大仏次郎賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章。平成8年(1996)年没
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

127
来年の大河ドラマのために再読。明治初期に興った「征韓論」に始まり、「西南戦争」へと向かう動乱の時代を描く。神風連ノ乱に続いて起きた、秋月の乱、萩の乱はあっけなく鎮圧されてしまう。そしてとうとうそのうねりは、西郷隆盛の本音とは裏腹に、鹿児島士族を決起へと促す要因となってしまう。登場人物が後からあとへと出てくるため、記憶力がもたない(笑)さて、西南戦争へと傾斜していく時代がどう描かれるのか、楽しみ。★★★★☆2017/12/30

とん大西

113
第7巻、ようやく読了です(^o^;)。大河の予習のつもりで第1巻を読み始めたのがほぼ一年前。大河終了までゆるりと読むつもりでしたが、途中、かなり失速(挫折しかけたが…)。ここにきて、やっと西郷が頻繁に登場しだしたので読みやすくなってきました。…しかし、とはいっても、これからは滅びの最終章。行間に滲むのは暗鬱で憂いをおびた西郷の微笑ばかりです。期せずして英雄となってしまった偶像。哀しいのか、漂っているのか。西郷の運命に寄り添えるような言葉がなかなかみつかりません。(年内になんとか全巻読破したいなぁ…。)2018/11/25

優希

95
西郷どん暗殺が計画されはじめたようです。風聞が鹿児島私学校に伝わったとき、対政府で兵をあげることが話し合われ、遂に西南戦争へと導かれていく恐怖心を感じました。傍観者的立場の西郷どんも立ち上がるしかなかったようですね。2019/01/25

やっちゃん

78
ようやく西南戦争。七巻にしていよいよ盛り上がってきた。緊張感も高まってきて読むスピードも上がる。しかし薩摩藩‥タメにタメて自爆ってお粗末すぎる。まあ誘発は政府だけど。せごどん主観の部分が全くなく何か化け物のようで薄気味悪い。2024/02/23

Book & Travel

63
熊本から秋月、萩と飛び火した士族の反乱は、ほどなく鎮圧。しかしその知らせは薩摩私学校党に大いに刺激を与える。西郷が何とか暴発を抑えてきた私学校党と、その薩摩を執拗に警戒する大久保・川路ら太政官政府。衝突のきっかけを作ったのはどちらだったのか。西郷暗殺命令はあったのか。多くの証言を辿りながら丹念に迫っていく筆致にぐっと引き込まれる。そしてどこか最後の部分でお互いを信頼していながら、ここまで行き着いてしまった西郷と大久保が何ともやりきれない。薩摩側にも永山弥一郎や野村忍介ら冷静な人物がいたのも興味深かった。2017/12/09

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