内容説明
クララは33歳。結婚8年目のいまも素敵な夫と2人の息子への愛情は変わらず、広くてシャレたテラスハウスにも満足だし、パートだが雑誌ライターの仕事もこなす。独身女友達との仲も順調。“すべてを手に入れた女”のはずなのに「このままではいけない」感がつきまとうのはなぜ?あのブリジットが結婚したらきっとこんな感じ。
著者等紹介
ナイト,インディア[ナイト,インディア][Knight,India]
1965年生まれ。「サンデー・タイムズ」紙のコラムニスト。自身の離婚経験をヒントに書いた『8年目は本気?』でデビュー。ロンドン在住。2児の母
安藤由紀子[アンドウユキコ]
東京生まれ。明治学院大学英文学科卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら@真面目にダイエット中
2
結婚もしてるし、仕事もしてるし、愛する子供が二人もいるし、旦那は浮気もせず愛してくれている。けど、おざなりなセックスすらもう三ヵ月もないし、自分の見た目に構ってる時間もない。そんな主婦クララの、不満と疑問と不安が満載の面白いけど切実な結婚生活小説です。主人公クララの発言とか発想とかが面白くて、読み進むうちに意外な展開になっていき、ラストは「そうきたか!」という違った意味でのハッピーエンドでした。2009/11/05
アンリ
0
子供が二人いて、サイズ15号な女性が、日常、特に旦那に漠然と不満を持っていた。そんな頃たまたま知り合ったバレエダンサーと...という出だしだったのだが、その後、うやむやとし続け、最後は旦那のほうから離婚を切り出され、特にバレエダンサーとも進展せすに終わり。これは一体どういうストーリーだったのだろう? ブリジットジョーンズの日記のような構成はおもしろかった。2013/07/09