内容説明
昼も暗闇に閉ざされたニューヨークの地下鉄構内。そこで連続する惨殺事件―だが犯人の正体を知る者はわずかだ。そいつの名はルーディ、憎悪と鬱屈に満たされた若者。吸血鬼の牙が彼を血に飢えた悪鬼に変えた。街を鮮血色に塗りつぶすルーディを狩るべく、彼を知る者たちが立ち上がる。強烈な疾走感で圧倒する吸血鬼ホラー。
著者等紹介
スキップ,ジョン[スキップ,ジョン][Skipp,John]
1957年ミルウォーキーで生まれる。クレイグ・スペクターとコンビを組み、ニューヨークの地下鉄に出現する吸血鬼を描いた『闇の果ての光』でデビュー、その強烈な暴力描写とパンク的なストリート感覚でホラー界に衝撃を与え、いわゆるスプラッタパンク・ホラーの幕開けを告げることになった。第7長篇「けだもの」を最後にコンビは解消された
スペクター,クレイグ[スペクター,クレイグ][Spector,Craig]
1958年リッチモンドで生まれる。ジョン・スキップとコンビを組み、ニューヨークの地下鉄に出現する吸血鬼を描いた『闇の果ての光』でデビュー、その強烈な暴力描写とパンク的なストリート感覚でホラー界に衝撃を与え、いわゆるスプラッタパンク・ホラーの幕開けを告げることになった。第7長篇「けだもの」を最後にコンビは解消された
加藤洋子[カトウヨウコ]
1950(昭和25)年、東京都生まれ。東京女子大学英米文学科卒業。英米文学翻訳家
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