内容説明
愛される「おもてなし」、小さくても品格のあるアクセサリー、わがままを抑えられる心のゆとり、母性が引き出す上質のセクシー、歳を重ねてこそ実現するおしゃれ…。料理研究家として女性たちの憧憬を一身に集めるマダムが、世界三都市の暮らしを中心に、母、女として、洗練された生き方の全てをつづる初の書下ろしエッセイ。料理レシピ付き。
目次
１ おもてなしのエレガンス（パリ“怪”情報；エレガントなおもてなし料理；おもてなしのための素敵なお酒 ほか）
２ 日常生活のエレガンス（歳を重ねて実現するおしゃれ；悲しき勘違いエレガンス；飽くなきフェミニンを追求するパリのマダム ほか）
３ 心のエレガンス（心で話すことを教えてくれた女性；エレガントなショッピング；エレガントな年上女のセクシー ほか）
著者等紹介
藤野真紀子［フジノマキコ］
１９４９年東京生まれ。聖心女子大卒。７９年運輸省役人の夫とともに渡米。ニューヨークのコルドン・ローズ・ベーキングスクールのアメリカンベーキングを習得。８２年に帰国し、お菓子・料理の仕事を開始。８７年渡仏「エコール・リッツ・エスコフィエ」でディプロム取得。ハイセンスな料理研究家として、ＴＶ、雑誌などで活躍。現在「マキコ・フーズ・ステュディオ」主宰
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感想・レビュー
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彩乃
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このテの本は当たりをひくととても面白いが、これはなんだかなーの方だった。エッセイは今から約20年くらい前に書かれたらしいから、時代といえばそれまでなんだけど。現時点で出版されたら、絶対タイトルは「セレブ」が入っていたな。小物の使い方や祖母や母の思い出など、面白い記述もあったのだが、「自分エレガント！だけど日本の女性のだらしなさはひどいわね！」の記述が多い。でもこの人、貴族の知人のことを「なかなかエレガントな服装」とか「それなりに素敵なおもてなし」とか失礼にもほどがあるぞ。2010/03/22
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