内容説明
ノルマンディー上陸、北朝鮮潜入、モザンビークPKO突撃!、CIA秘密訓練センター潜入など、世界の「危険地帯」へ次々と挑戦するわれらが不肖・宮嶋。さらに国内では自衛隊に従軍、雪上行軍からレンジャー訓練、地獄の八甲田山も体験。はては、富士山麓のオウム村まで。「週刊文春」などで獅子奮迅の大活躍を見せる不肖・宮嶋の根性の奮戦記。
目次
第1章 不肖・宮嶋、世界に跳べり(史上最低の作戦ノルマンディーに上陸しました!;敵中縦断八十里北朝鮮に潜入せり!;モザンビークPKOに突撃!;CIA秘密訓練センターに潜入せり!「今ここにいるバカ」 ほか)
第2章 不肖・宮嶋、自衛隊に従軍す(ギャルを尻目に雪上行軍す。;「名誉レンジャー隊員」を拝命す。;バルジ大作戦に参戦す。;地獄の「八甲田山死の彷徨」 ほか)
著者等紹介
宮嶋茂樹[ミヤジマシゲキ]
1961年兵庫県明石市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、「フライデー」を経て、フリーに。「週刊文春」をはじめ、自衛隊広報誌「セキュリタリアン」などで報道カメラマンとして活躍。96年に東京拘置所のオウム真理教教祖・麻原彰晃の撮影に成功、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞を受賞。フィリピン政変、ルーマニア政変、湾岸戦争等を取材。写真集に『人間 赤尾敏』(話の特集)、著書に『不肖・宮嶋 南極観測隊ニ同行ス』(新潮社)『不肖・宮嶋の一見必撮!』(文芸春秋)など
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感想・レビュー
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kayak-gohan
13
正眼の構えで硬い書評を書いても、著者からは「なに眠たいこと書いとんねん」とか言われそう。とにかくハチャメチャ。さはさりながら、ある意味で緊縛、もとい緊迫最前線にいることは確か。斜に見たような自衛隊の活動が妙に生々しくて面白いが、ソコには自衛隊へのソコなしの愛があるようだ。読後合掌して瞑目す。流転の著者(本業はカメラマンのはず)に幸あらんことを!2024/12/28
HIRO1970
8
☆☆☆相変わらずお下品なノリ全開の不肖・宮嶋さんですが、段々と文章も良くなって来ている感じがします。本作でも特殊な武器オタク的な固有名詞を除けば、楽しく鑑賞できるおバカなコメディとして(こう言うと著者に怒られるかもしれませんが)エンターテイナー振りを存分に発揮しており楽しめます。今回の場所も盛り沢山でノルマンディ、北朝鮮、モザンピーク、テキサス、モスクワ、ニセコ冬山、伊豆山中、八甲田山、硫黄島、九州行軍80km、千葉館山、神戸震災、再び硫黄島、オウム富士宮総本部等等と飽きさせません。タフな人ですね。 2013/11/04
マーク
5
28 メルカリ発送前の拾い読み。マルコポーロ廃刊事件。硫黄島 2023/08/19
マーク
4
思っていたより今二つ2012/05/18
おはる
4
「不肖・宮嶋」でおなじみの著者が、ノルマンディから北朝鮮、はたまた自衛隊への同行取材から富士山麓のオウム真理教の教団施設まで、とにかく体を張って駆け巡った記録が本書である。ジャーナリストとして命をかけて取材活動を行いながらも、ところどころで驚くほど阿呆なことをする、そんな著者の生き方がとても素敵に思えた一冊であった。2011/09/11