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文春文庫
日本の名薬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167656980
  • NDC分類 499.1
  • Cコード C0147

内容説明

日進月歩の先端医療がある一方で、近年、日本に古来から伝わる伝統名薬に注目が集まっています。材料を身近な生薬(薬草)に求め、先祖伝来の製法を今に伝える伝統薬は日本人の知恵の結晶です。百年を超える歴史を持つ名薬の開発にまつわるエピソードから、製造方法や効能、製薬会社や薬舗の情報までを紹介する待望の一冊。

目次

一等丸
越中反魂丹
宝丹
ホシ胃腸薬
松井熊参丸
万金丹
太田胃散
恵命我神散
御岳百草丸/陀羅尼薬
赤玉はら薬〔ほか〕

著者等紹介

山崎光夫[ヤマザキミツオ]
昭和22(1947)年、福井県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成作家、雑誌記者などを経て、60年に「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞し、作家デビュー。平成10年には『薮の中の家』で第17回新田次郎文学賞を受賞。医学関係の分野を中心にして多くの小説、ノンフィクションを発表している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

櫛部晃季

3
40種近い日本独自の生薬に関して色々と書かれている。さすがに知らない薬が多いのだけれども、浅田飴や改源、太田胃散、龍角散等、聞き馴染んだ物も半数近く。其々に生薬誕生背景や製薬会社の浮沈等興味深いエピソードが添えてあり、かなり面白い。薬事法の改正や、原料がワシントン条約で入手出来なくなったりと様々な苦労が有るのだけれども、数式や化学式で造られる薬品よりも自然の物を調合した生薬の方が効きが良かったり、現在の科学で説明が付かないが症状に対して効果が有るのが興味深い。西洋が一番って考えは捨てた方が良いね。2013/05/04

kiiseegen

0
普段、耳慣れした薬が結構古くからある。浅田飴、改源、龍角散、救心、養命酒、等々。老舗の歴史も分かり興味深い。2012/05/09

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