出版社内容情報
「粋で、いなせで、権太くれ」。強くて情に厚くちょいと悪い、それが灘の男の真髄だ。実在の人物をモデルに描く破天荒な男の一代記ほか。
内容説明
古来、日本では、“悪”は、“強”という意味をもっていた。そんな“悪”の魅力にみちた「粋で、いなせで、権太くれ」な男こそ灘の男。実在した二人の男の破天荒な生涯に材をとった「灘の男」のほか二篇を収録。私小説の名手が新境地をひらいた、聞き書き小説の精華。
著者等紹介
車谷長吉[クルマタニチョウキツ]
昭和20年、兵庫県飾磨市(現・姫路市)生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。広告代理店、料理屋などで働きながら小説家を目指す。平成5年『鹽壺の匙』で、三島由紀夫賞と芸術選奨文部大臣新人賞、平成9年『漂流物』で平林たい子文学賞、平成10年『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞を受賞。平成13年には「武蔵丸」で川端康成文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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