内容説明
セレブの常連も多い洒落た店の華麗なる女性バーテンダーに転身!のはずが、真冬もへそ出しルックで泥酔客を叩き出し、トイレでことに及ぶカップルをひっぱがし、悩み相談に相づちを打ち、鼠を追いかけ…の大奮闘ぶり。“魅惑の”カクテルとバーの世界をとことん語り(暴き?)つくした、アルコール度数かなり高めの辛口エッセイ。
目次
ステアじゃなくシェイクして
セックスはレモン・ツイストとともに
ルールズ―バーテンダーとデートする方法
マンハッタンではチップが命
ピンク色の酒と文化の凋落
酒場の孤児たち
カヒキ・ラウンジ
マティーニに蝿が
それでもバーデンダーになりたいか
ラストコール
著者等紹介
ウェンゼル,タイ[ウェンゼル,タイ][Wenzel,Ty]
トルコ出身のイスラム系女性。ブルーミングデールズのファッション・コーディネーター、「コスモポリタン」の編集者を経て、バーテンダーに転身した。現在は夫、息子とともにニューヨークのイーストハンプトンに住み、処女小説を執筆中
小林浩子[コバヤシヒロコ]
昭和34(1959)年、千葉県生れ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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だーぼう
8
主人公の女性をサラ・ジェシカ・パーカーの感じで想像して本を読んだ。海外ドラマ化を激しく切望する!ブログに感想を書きました。2011/05/10
あいちょ。
3
マリオンズの元bartenderによる一冊。 参考にはならないが、面白かった。2014/11/17
すず犬
2
作り手の話しの交え方には、感心するものがある。
みほ
1
マンハッタンのバーの日常が興味深かった。チップ世界はわからないが 女性バーテンダーのチップへの執念と様々な客との絡み方もなかなかおもしろかった。2013/03/08
wealth
0
中古。面白いけどこれ、ほとんどグチじゃねぇか! ていう。パニック発作や広場恐怖、不安症の日々は痛々しかったです。それでも薬でやり過ごして、仕事を続けるなんて立派。旦那さんとお子さんに恵まれて、お幸せなようで、本当に良かった。結婚式とか、章の冒頭に出るマリオンズ以外での著者の生活や人生が興味深かった。ムスリムの女性ってのがすごいなぁ。旦那さんの本は果たして日本で翻訳されてんだろうか…。2015/09/26