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三国志〈第6巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163263007
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

曹操、ついに袁氏を滅ぼす。孫権、劉備とともに曹操を攻めんとす。ここに、赤壁の戦いの火蓋が切って落とされる。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

53
この巻では赤壁の戦いが中心となっています。曹操がここで負けていなければ、中国のほとんどを制していてかなり魏という国は長続きしたのではないかと思います。劉備の軍はほとんど活躍していないので、本当に運がついていたというしかないのでしょう。孫権と周瑜がかなり活躍したということなのでしょう。そしてこの両名は曹操の本当の怖さを知っていたと思います。2015/04/25

優希

44
歴史が大きく動いたと言えます。孔明、周瑜が登場し、劉備がメインに。クライマックスでもある赤壁の戦いが起きることで三国志の世界はまた1つの区切りを迎えたように思います。今後は新たに動き出した三国志の世界を見せてくれるのでしょう。2024/04/03

しーふぉ

24
赤壁前後。劉備に諸葛亮、黄忠も加わり。しかし関羽、張飛の影が薄い。宮城谷さんの好みではないのか?趙雲の方が活躍している。 諸葛亮は全てを見通す超人ではなく現実的に描かれています。2018/11/24

つみれ

14
宮城谷氏の描く抜け目がない食わせ物といったイメージこそ、劉備のもつ本来の性質に近いという気がする。確かに、陶謙、曹操、袁紹、劉表と世話になった人を躊躇なく見限る劉備の不義理を、「演義」は仁者の属性で粉飾しているように見える。宮城谷氏はそれを単純に不義理と見ず、老子的な考え方をもつ劉備には「所有し保有するという思想がな」かったとし、そんな劉備の「棄てる方針」を改めさせ、荊州乗っ取り、益州攻略をけしかけたのが諸葛亮だと説明する。スゲー!!そんな解釈初めてだ。「演義」の劉備、諸葛亮が好きな人はショックかも(笑)2016/01/17

りー

11
曹操に続き、劉備・孫権がメインで登場。孔明と周瑜も出てきて、三顧の礼、長坂坡、赤壁、と見せ場が続きます。ちなみに作者の人物観、曹操は「戦略よりも戦後の行政のほうが、はるかにむずかしい。そのことを曹操は知っている」「曹操は他人の失敗さえ学習の教材にした」。劉備は「劉備にはそういう自己分析はなく、反省さえないが、諸葛亮という無名の才人がひろげた敷物に座ってみたいと思った。この敷物は天空を飛翔しそうである」。孫権は、兄だったら自分で飛び出して殺られるところを部下に任せる度量あり、と。劉備&孔明の宇宙度が目立つ!2019/08/24

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