文春文庫
ザ・ハウス・オブ・トヨタ〈上〉―自動車王 豊田一族の百五十年

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  • サイズ 文庫判/ページ数 359p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167639075
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0195

内容説明

地球が生んだ史上最大の産業、自動車。ゼネラルモーターズを抜き去り、その頂点に立ったのがトヨタ自動車である。世界を席巻した生産方式、ハイブリッドカーに代表される技術力など、その強さの源泉は豊田佐吉・喜一郎親子の遺した“発明家”の遺伝子にある!自動車ジャーナリズムの第一人者が放つ渾身のノンフィクション。

目次

序章 「豊田家」という名の旗
第1章 夢と現実(三河の風土と気質;発明家と事業家の血脈;終戦直後 忍びよる危機;“販売の神様”の深謀遠慮;大家族主義の限界;スト突入!倒産の瀬戸際)
第2章 「中興の祖」の生きざま(喜一郎、突然の辞任;放浪の果てに豊田入り;金儲けの哲学;後継者はどぶさらい役;株主総会で大政奉還を誓う)
第3章 合従連衡(日本のフォードを目指して;宿命のライバル、鮎川義介と喜一郎;フォード提携交渉破綻;英二、渡米の成果;「よい品、よい考え」がトヨタ生産方式の原点;石田が育てたホンダとスズキ)

著者等紹介

佐藤正明[サトウマサアキ]
ノンフィクション作家。1944(昭和19)年、山形市生まれ。日本経済新聞社編集局産業部記者、産業部長、編集局長付編集委員、日経BP社専務取締役などを歴任。82年、「トヨタ・GM提携交渉に関する特報」で新聞協会賞(編集部門)受賞。96年、『ホンダ神話 教祖のなき後で』で第27回大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

11
先日、豊田喜一郎をモデルにしたテレビドラマを見たので、積み残しになっていたのを読了。トヨタのみならず、ホンダや日産、スズキ等日系自動車メーカーの創成期が描かれている。ファクトの積み重ねながら、テレビより数倍面白かった。車好きには堪らない一作。下巻にも期待です。2014/04/05

SS

1
一つのfactでありながら、関係者の異なるactである歴史小説のよう。時系列が錯綜するので読みにくい箇所もあるが面白い。2014/04/09

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