出版社内容情報
網走のウニを食べて宮沢賢治に想いをはせ、カンボジアで塩をなめつつ、亡き祖母を思う。七つの食べ物を核にして綴ったエッセイ集
内容説明
あこがれの詩人宮沢賢治、「巨人の星」の漫画家川崎のぼる、カンボジアの大虐殺者ポル・ポト、海外への夢を与えてくれた兼高かおる、都市博を中止した青島幸男、進化論の生みの親チャールズ・ダーウィン、茅ヶ崎の和製ギンズバーグ―七人の人物へ宛てた手紙型エッセイ集。「叫ぶ詩人」の原点がここにある。
目次
イーハトーブの孤高 宮沢賢治様―“ウニ”
偉大なる漫画家 川崎のぼる様―“トンカツ”
大虐殺者 ポル・ポト様―“塩”
旅のプリマドンナ 兼高かおる様―“機内食”
東京都知事 青島幸男様―“沙魚”
進化論学者 チャールズ・ダーウィン様―“バナナ”
親愛なる茅ヶ崎の詩人 和製ギンズバーグ様―“黒鯛”



