文春文庫
隣家全焼

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167622046
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

裏ワイドショー的カップルの効果研究、水野晴郎のコスプレ、芸能界ショーバイ人一覧、ひなのとキティは本当に「かわいい」か―?女性誌『CREA』での人気連載「吠えろ!俺たち」が文庫で登場。当代随一の消しゴム版画家+売れっ子放送作家の無敵コンビが世に問うた、切れ味抜群の対談集。文庫化に際し、特別対談も追加収録。

目次

バーチャル渋谷センター街各地に展開
本業が不振でこんなショーバイがまかりとおる
1年の締めくくりはヒットチャートを徹底分析してやろう
年の瀬恒例激動の1年をふりかえる
女性誌はお客さん人生のバイブル
裏ワイドショー的カップルの効果研究
ヤンキー市場は日本最大のマーケット
ママ、アイ・ラブ・ユー!“母”は日本のアンタッチャブル
世の中って結局、おやじのものなんだ
“はやい”もの好き日本人みんな急いでどこへ行く?〔ほか〕

著者等紹介

ナンシー関[ナンシーセキ]
1962年生まれ。消しゴム版画家、コラムニスト。著書に『何がどうして』(世界文化社)『信仰の現場すっとこどっこいにヨロシク』(角川書店)『耳部長』『秘宝耳』(以上朝日新聞社)『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』(カタログハウス)『テレビ消灯時間』1~4、大月隆寛との共著『地獄で仏』、町山広美氏との共著『堤防決壊』(以上文芸春秋)などがある

町山広美[マチヤマヒロミ]
1964年生まれ。放送作家、コラムニスト。20歳の頃より放送作家として活躍、バラエティーを中心にテレビ番組の企画・構成を数多く手掛ける。雑誌、新聞でコラムの連載も多数。著書に『イヤモスキー』(マガジンハウス)、ナンシー関との共著『堤防決壊』(文芸春秋)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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harass

58
女性雑誌CREAで連載していたナンシー関の対談本の第二弾。第一弾は大月隆寛、第三弾はリリー・フランキー。今回の対談相手を知らんのでスルーしていたのだが、町山智浩の実妹と知り驚く。テレビを見ない大月と違い、町山はテレビで仕事をしている放送作家のため、ナンシーの話題に即座に対応可能で、条件反射的な毒舌が連発。96年から98年の話題なので個人的にはうっすら記憶があり楽しめた。今でも芸能人で残っている人が多いが現在の位置づけが変化したりしてなかったり。2017/06/15

猫丸

10
対談本。テレビのプロふたりの共通認識をスタート地点とするから、情報の肌理が細かすぎて「知らんがな」状態もしばしば。しゃべりゆえにナンシー文体の魅力が発揮されていないのもマイナスポイント。やはり原稿紙を埋めてもらったほうが面白い。中谷彰宏・木村和久・西川りゅうじんは全身全霊で否定したい。改めて思った。いまナンシーが存命であればMXの深夜の経済番組(調べた。world marketz)で総白髪かつツーブロックで個性的過ぎるファッションのおじさん(これも調べた。清水昭男氏)を徹底的にイジると予想する。2020/09/11

sawa

10
★★★★☆ ナンシー関を知る全ての日本人は、芸能ニュースを観る度にこう思って仕方がない。「ナンシーだったらどう言うか」。復帰した宮沢りえに「必ず『元気そう』って言われてる」、サッカー報道に対して「ただ負けただけなのに、すぐ悪夢とか言う(笑)負けただけじゃん」、「好きなビジュアル系は?って聞かれて米良美一って答えるのはどうかな」。なんでこれCREAで連載されてたんだろう。どうしたCREA。市川海老蔵、K-POP大流行、石田純一結婚、AKB48、おねえブーム…あ~ナンシー!死ぬのが早すぎるよ!(図)2011/10/05

紫羊

5
古本屋さんで見つけた。以前読んだことがあるはずだけど、面白さは今でも十分新鮮だった。ナンシーさんの本、手許に残しておいたら良かったと、今頃になって激しく後悔している。また、少しずつ集めよう。2013/09/02

PP&AP

3
加筆・修正してるんだろうけど、それにしてもこの対談はすごく濃密だと思う。このテンポで(って速さ分からないけど)で、あれだけ捨て所のない会話が出来るんだからちょっと驚愕してしまう。47頁後半からの怒涛のやり取りなんか、二人のビートたけしがボケ合ってるみたいと言ったら褒めすぎだろうか。褒めすぎというか例えが間違っているか。まあいいや。とりあえず一茂ってテレビに出ても良かった人なのか考えてしまった。2012/11/25

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