出版社内容情報
最高にエキサイティングでスリリングな21世紀の世界都市、その爛熟と未来。日本語でNYの歴史を書いた初の本で知る巨大都市の全貌
内容説明
ミュージカル、映画、音楽、交通渋滞、超高層ビル、犯罪…都市のもつダイナミックでエキサイティングな要素をすべて包含する街ニューヨーク。最初のヨーロッパ人が到達して約470年。以来、移民を受入れ、独立宣言を経て「世界の中心」となるまで、初めて日本語で書かれたNYの歴史パノラマ。憧れのビッグアップル自由自在。
目次
1 先住民とオランダ人の世界
2 イギリス支配のもとで
3 独立革命の嵐
4 大都市の創世
5 南北分裂の危機に向かって
6 都市を彩る明暗
7 移民の大波を受けて
8 エネルギーの爆発
9 恐慌のあと頂点に
10 爛熟と変貌
11 世界の都市となる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
富士さん
3
印象が薄かったので処分しようかと再読。しかしやっぱり猿谷先生、すごかった。アメリカ全体の歴史とは焦点の違うニューヨークの歴史を、広い視野と先生のほっこりエピソードでオランダ人の入植から最近までスムーズに描かれています。アメリカに厳しい先生ですが、その奥には善良で魅力的なアメリカ人たちへの深い愛と親しみがあることが、本書ではよく分かりました。何かを研究するにはどのように評価するにしろ深い思い入れが伴わないとならないのだと感じます。小手先の批判というのは、語る側の軽薄さを際立たせるだけの自傷行為に他ならない。2017/05/20
かなこ
0
これ一冊でニューヨークのことが分かる! といってしまっても過言ではない。もっと他の街も書いて欲しかったなあ!!2012/04/07
ロバーツ
0
世界の都市の物語の1冊。 ニューヨークの歴史がわかる。地図があるともっと良かったかも。2019/04/13