文春文庫<br> 30前後、やや美人

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文春文庫
30前後、やや美人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167599027
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「奥さん」と呼ばれることが多くなった。「おばちゃん」と呼ばれた。ちょっと焦りつつも前向きに生きていく30代女性共感のエッセイ

内容説明

女の30前後は様々なショックに見舞われる。子どもに「おばさん」と呼びかけられたり、物忘れがひどくなったり…。今までとは違った世の中が見えてくる。悪いことだけじゃない。それも、見方によっては面白い。自分を大切にしながら前向きに生きていく、そんな女性の共感エッセイ。

目次

1 ひとりで住む「マンション」
2 「おばさん!」と呼ばれて
3 「自分」のここが嫌い
4 「女」も見てるゾ
5 「超」B級グルメ
6 「仕事」をめぐる冒険
7 男と女「ゲームの規則」
8 「旅」ゆけば
9 「買い物」のてんまつ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっぱ

30
歯切れの良い面白いエッセイだった。サクサク、テンポ良く読める。流石、エッセイを書くだけあって、作者は周りに目を向け、耳を向けている。好奇心がエッセイの素。気分を軽くマッサージして貰う様な本だった。日頃の凝りが少しは取れたかな?・・2017/12/05

Seagull

1
面白かった。おそらく女性向けのエッセイなんでしょうが、男性から見ても「あるある」がいっぱいあって、笑わせていただきました。それにしてもこの観察眼はすごいですね。日常の瑣末事さえ色彩を放ちます。2017/07/02

n75

1
愚痴を話すにしても、聞き手をただ不愉快にする話し方の人と、シニカルかつ面白く話せる人がいる。面白い方はだいたい不美人である。不美人は自分が周囲の人から嫌われるリスクを知っているから、愚痴を言うにもただ話すだけでは自分が不利であることを知っている。だから、愚痴も面白に返還して話すよう努力を怠らない。岸本さんのエッセイには周囲の人の何気ない行動や会話に対するムカつきが度々出てくるが、読みながら、この人性格悪いなと思う。ムカつきを面白に返還できていない。解説を読んだら岸本さんは美人だと書かれていた。やっぱりな。2015/12/18

SNOOPY

1
岸本さん初です。あまり毒もなく さらさらと読めました。2013/02/27

はる

0
はじめておばさんと呼ばれたエピソード、面白かった。私もいつかおばさんと呼ばれる日が来るのだな…2017/08/26

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