文春文庫
空から恥が降る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167591038
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

アメリカのアフガニスタン攻撃にまつわる戦争論から、心あたたまる銀座の捨てネコのゆくえまで。サイトから発せられた藤原新也のシャープな批評、そして折々に公開される意外に(!?)牧歌的な日常生活…。マスコミの「よそゆき言葉」では不可能な、インターネットを使った新しい表現に挑戦する異色のエッセイ集。

目次

ハワイ沖グリーンビル事故について思うこと
写真を読むゲーム
民族における謝罪の意味の異相について
春の猫
ユニクローン
表紙絵について
豊かな時代の戦災孤児たちへ
兄の手
人格障害について
眼に見えず、耳に聞こえず、通りすぎる不実な言葉が、日々子供の心に根腐れを起こす〔ほか〕

著者等紹介

藤原新也[フジワラシンヤ]
1944年、福岡県生まれ。東京芸術大学油絵科中退。インドを振りだしにアジア各地を旅して『インド放浪』『チベット放浪』『全東洋街道』などを著す。第3回木村伊兵衛賞、第23回毎日芸術賞などを受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カナン

40
藤原新也は何年経っても藤原新也だなぁ、という安心感。十代の頃に出逢っていて良かったと思う作家のひとり。何だか疲れた時、彼の素っ気ないほどさっぱりとした辛口の言葉が心地よい。日々の何でも無いあれこれは、本当はどれもが全て生と死の気配を纏わせながら存在しているのだと思い出させてくれる。草臥れて世界が灰色に淀んで見える時は、生と死という強烈な白と黒の明滅を高速で繰り返している世の流れの速さに、あまりに密で鮮やかな色に、ただ自分がついていけていないだけなのだ。2015/05/22

TOMYTOMY

2
藤原さんの三月の五日間。911エッセイといっても良い一冊。 最近、暑くてうだり、仕事もうだり、全く活字が頭に入って来なかったが、良いリハビリに。 長島さんとの対談も中々秀逸。2018/07/25

nrk_baby

1
良いね2013/01/02

ちーこ

1
うんうん2009/10/26

HIRO1970

0
☆☆☆2011/11/07

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