内容説明
マユゲ犬の伝説、アイルランド・シチュー、サイババの足、猫の島探訪、国際オヤジ狩り元年、バモイドオキ神の降臨、ある野良猫の短い生涯について…。バリ島、アイルランド、八重山諸島、房総、震災後の神戸などを歩きまわりつつ、末法の世のただ中で藤原新也の目が捉えた四十二の“時代の風景”を記録した写真文集。
目次
マユゲ犬の伝説
時間長者
天空の音楽
哀愁のブレックファースト
イギリスの普通の窓からの眺め
アイルランド・シチュー
神話
エンパイヤステートビル八十六階の老女
島の歌
山手線一周手相マラソン〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おまめ
1
エッセイはこの方に限る。☆☆☆☆2016/03/01
ヨコ(hitoshio)
1
さびれた古本屋が500円もつけるだけある劇薬的名著。シビレルので心と身体が健康な方のみ読まれたし。さすが悪魔の顔した天使の本だわ。2016/02/08
コウヤ
1
動物を扱うと、この方といえども丸くなる?という印象を受けた。猫の話が一番好き。病気の時に読んでいた本でもある。何度も読んでいる本。
左脳
1
旅人の眼は幾つもの視座から、それぞれ真っ直ぐに対象を射る。2009/02/16
HIRO1970
0
☆☆☆2012/02/07