文春文庫
埋もれ火

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  • サイズ 文庫判/ページ数 310p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167576042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

維新後も龍馬の妻として生きたお龍。三味線を抱いて高杉晋作の墓守を続けるうの―。幕末動乱の時代に、駆け抜けるように死んでいった志士を愛してしまった女たち。新しい時代にとけ込めず、世間から逃げるように生活する女たちの胸の中に生き続ける男の姿。その想い出が鮮烈であるがゆえに悶え苦しむ女たちの悲しい物語。

著者等紹介

北原亜以子[キタハラアイコ]
東京都出身。千葉県立千葉女子高校卒。昭和44年「ママは知らなかったのよ」で第1回新潮新人賞を受賞し文壇にデビュー。平成元年『深川澪通り木戸番小屋』で第17回泉鏡花文学賞を、平成5年『恋忘れ草』で第109回直木賞を受賞
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感想・レビュー

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i-miya

47
2013.09.11(つづき)北原亞以子著。 2013.09.09 大洲藩から借り入れた船、長崎→大阪へ。 紀州藩船と衝突、讃岐の沖合い。 八万三千両の賠償金、龍馬交渉で紀州藩に要求。 腹を立てた紀州藩家老、三浦休太郎、黙ってみているわけがない。 だが、明治政府は(龍馬暗殺犯を)、もと見回り組と発表。 今井信郎が自供。 M03、禁錮の判決、M05.01、特赦で出獄。 判決を下したのは、佐々木高行。 2013/09/11

i-miya

43
  2013.09.01(初読、初著者)北原亞以子著。 2013.08.31 (カバー) 維新後、龍馬の妻、お龍、三味線抱いて袴モリス、墓守す。  おんなたち、新しい生活に溶け込めない。逃げるように生活す。 (北原亞以子) 東京都出身。  千葉県千葉女子高校卒。 S44、『ママは知らなかったのよ』第1回、新潮新人賞、デビュー。 H05、『恋忘れ草』、第109回直木賞。 (本文) 日が傾くと、海軍病院の影が屋根まで伸びてくる。  家の中はランプがいるほど暗い。  2013/09/01

i-miya

39
2013.09.08(つづき)北原亞以子著。 2013.09.07 お龍の父は、楢崎将作、青蓮院宮の侍医。 慶応二年1月、龍馬、伏見へ戻る。 その間、亀山社中結成、薩摩藩の船を借り、買い入れを仲介する。 それから半年、亀山社中からどれだけ悪口を聞いたかわからないくらい、その後藤象二郎と会うという龍馬。 亀山社中は海軍操練所が閉鎖され、塾生が行き場を失う。 四月、亀山社中は土佐海援隊となり、龍馬は隊長となった。 八箇条。 2013/09/08

i-miya

34
2013.09.13(つづき)北原亞以子著。 2013.09.12 昔の沙那子を知っていて訪ねてくる者、思いもよらない暮らしに同情して、金品を置いていく。 見舞いの品々は、少々迷惑。 やっていけているのに。 紳士とその夫人。 夫人、「土佐の板垣退助先生に聞いてきました。甲府の小田切謙明と申します」(板垣退助) 三百石、土佐藩士、文久のころ、山内容堂の側用人、江戸藩邸総裁、など勤めていた。 維新前にかなり出世。 板垣、公武合体、幕府残す考えより、討幕派に近かった。 2013/09/13

i-miya

34
2013.09.04(つづき)北原亞以子著。 2013.09.03 ドッコイドッコイという商売、西村松兵衛、もうからない。 海援隊士陸奥陽之助さん外務大臣で伯爵、陸奥宗光、なにも言ってこない。 お龍の母が女中として住み込んで京の方広寺近くの妙に薄暗い家に来ていた。 京の面白い遊び場を教えてくれ。 2013/09/04

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