出版社内容情報
おなじみの古本の裏側や懐しい言葉、土地、味、ひとについての話がいっぱい。読者をいつの間にか不思議な世界に引き込むエッセイ集
内容説明
洒落っけの中に垣間見せる、庶民の心意気、温もり。お馴染み古本の裏側や、懐かしい言葉、土地、味。書評あり、蘊蓄あり、ホラ話あり。名手の“出久根節”が冴えわたる、百と一篇の玉手箱。
目次
親父たち
受賞のことば
『多少の』縁
読書の値うち
ファンの顔
縁起屋
おやじの値段
売上ゼロ
ムダを愛する町
ン十万円
気がひける
明治の花〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
29
「今はこんなキブンだから──」と、私も一端の選書をするようになったものだなあ。異様に膨らんだ背中のデイパックを不器用に操って、狭い書棚の前で手早く抜き取れるくらいには。今日という日を刷り込む私の感傷は、古本屋さんの番台に座る出久根さんをなぞって。私の知らない時代もシンクロする。センチな話、ワライ話、ヨモヤ話くしゅくしゅと口角に皺をよせて。2020/11/06
丰
0
Y-102007/03/10
満月-ya
0
?1997/03/13
takj
0
ドキュメンタリーで、雑学百科 面白い!2018/05/08