出版社内容情報
神野木家の下働きのまほろは強欲な当主一家に虐げられてきた。
ある日白皙の美貌の青年・狭霧が訪れる。
神使だという狭霧は「『石』を返せ」と迫るが、当主は狼狽するばかり。
しかも身代わりとしてまほろが差し出されてしまった。
百年前、神野木家には特別な霊石が貸し出された。
返さなければ破滅だと聞き、まほろは失われた霊石を捜すことに。
二人旅の中、狭霧の不器用な優しさや新しい出会いを通してまほろの孤独は癒えていく。
人間嫌いの狭霧ともやがて心を通わせるが、旅路の果てに思いがけない真実を知って――。
==登場人物==
まほろ
神野木家の下働き。
強欲な当主夫妻と一人娘に虐げられ、周囲の使用人からも見下されている。
捨て子の自分を拾ってもらった恩を返すため、懸命に働いている。
狭霧
神霊界の主に仕える神使。人間嫌い。
純真すぎるまほろのことは放っておけず、つい世話を焼いてしまう。
内容説明
神野木家の下働きのまほろは強欲な当主一家に虐げられてきた。ある日白皙の美貌の青年・狭霧が訪れる。神使だという狭霧は「『石』を返せ」と迫るが、当主は狼狽するばかり。しかも身代わりとしてまほろが差し出されてしまった。百年前、神野木家には特別な霊石が貸し出された。返さなければ破滅だと聞き、まほろは失われた霊石を捜すことに。二人旅の中、狭霧の不器用な優しさや新しい出会いを通してまほろの孤独は癒えていく。人間嫌いの狭霧ともやがて心を通わせるが、旅路の果てに思いがけない真実を知って―。
著者等紹介
雨咲はな[アマサキハナ]
愛知県在住。『鳴かぬ緋鳥の恋唄』(KADOKAWA)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。