内容説明
「ここまできて三島がなにもやらなかったら、おれが三島を殺る」―三島由紀夫と死を共にした青年・森田必勝は、いかにしてその胸底に死を育て、また三島はなぜ彼を受け入れたのか。異様な生彩を放つ短い生涯を史伝文芸の味わい豊かに描きつつ、遺族、友人などへの丹念な取材により、日本を震撼させた大事件の真相に迫る力作。
目次
第1章 名物学生
第2章 ノサップ
第3章 惜別の時
第4章 市ヶ谷台にて
第5章 野分の後
著者等紹介
中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
昭和24(1949)年栃木県生れ。東北大学文学部国文学専攻卒業。昭和48年から平成3年までの文芸春秋勤務の後、文筆生活に入る。昭和62年「明治新選組」で第10回エンタテインメント小説大賞受賞、平成5年「五左衛門坂の敵討」で第1回中山義秀文学賞、そして6年「二つの山河」で第111回直木賞を受ける
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