出版社内容情報
古代の英雄から戦国・幕末の武士、そして近現代の軍人まで、歴史に名を刻んだ者の生と死を、膨大な資料と確かな史眼で描いた史伝集
内容説明
古代の英雄から戦国や幕末の武士たち、そして近現代の軍人まで、歴史に名を刻んだ者たち46名の生と死を、多くの史料にあたり、深い洞察と確かな史眼で描いた傑作史伝集。歴史時代小説界の新しい旗手が、「史料をして語らしめよ」を鉄則にしながらも、その体温や息づかい、声音までも読む人に伝え、歴史の面白さにふれる好著。
目次
卑弥呼は野蛮人だったか
蘇我入鹿暗殺計画
有間皇子は謀叛したか
大海人皇子の骨肉の戦い
平将門の板東独立構想
藤原道長の政敵対策
源義家、奥州に出撃
廃帝崇徳院の怨念
義経は聡明な美男子か
北条政子と不肖の息子〔ほか〕