文春文庫
「危機管理・記者会見」のノウハウ―東日本大震災・政変・スキャンダルをいかに乗り越えるか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 335p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167560171
  • NDC分類 336
  • Cコード C0195

内容説明

本書は、スキャンダルが発生しては「記者会見」でマスコミに追及され失脚する政治家、経営者、芸能人の「危機管理」ゼロの惨状を批判し、言葉による反論闘争術の勧めを綴った『わが記者会見のノウハウ』に大幅加筆をした増補版。東日本大震災で馬脚を現し「管理危機」に陥った民主党政権等に新たに鉄槌を下す。

目次

第1章 東日本大震災という「国難」―「憂いなければ備えなし」
第2章 民主党が日本を滅ぼす!―「広報」と「勤務体制」
第3章 奇跡を起こすための弁論術―「敵地攻撃」と「ソフィスト的詭弁術」
第4章 「守りの広報」と「攻めの広報」―“PR”の二つの意味
第5章 猛獣マスコミを手なずけるには―「情報の一元化」よりも「発表の一元化」が大事
第6章 涙の記者会見は「男女格差」あり―グッドルーザーになるためには
第7章 わが失言の収支決算―イスラエル大使からの「物言い」

著者等紹介

佐々淳行[サッサアツユキ]
1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。目黒警察署勤務をふりだしに、警視庁外事・警備・人事課長、警察庁調査・外事・警備課長を歴任、「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等では警備幕僚長として危機管理に携わる。その後、三重県警察本部長、防衛庁官房長、防衛施設庁長官等を経て、86年より初代内閣安全保障室長をつとめ、昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。以後は文筆、講演、テレビ出演と幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シュラフ

24
書名の『「危機管理・記者会見」のノウハウ』というと広報担当向けのように思えるが、問題発生時に社内や顧客に対して説明責任が求められるビジネスマンが読んでも参考になる。記者会見などの危機管理の場面や交渉などにおいて言葉は武器と同じ。ゆえに我々は、真剣に言葉を学び、言葉を選び、その結果や影響を考えながら使わなくてはならない。相手を理解させ、納得させて感動させる表現力と演出力は必須。そう考えてみると、読む・書く・話す・聞く、ということを我々は学び続けるべきである。ビジネスマン向け国語塾というのはないだろうか。2015/07/29

みなみ

14
日本での数々のスキャンダル時の記者会見を解説しつつ、記者会見時の心得やノウハウを説く本。特に第一〜ニ章では、東日本大震災の際の危機管理対応上の失敗が書かれている。今は情報公開しないと隠蔽だと騒がれるが、情報をよく精査した上で舌足らずになることなく国民に公開すればよかったという記載を見て、納得。恐怖心、不安心を煽るだけの情報公開ではなく、国益上秘密にしておくべき情報は秘匿とすることも必要なんだろう。2020/06/06

α0350α

8
先日何かのテレビでコメントしているのを見て、まだお元気そうでと安心したところです。東日本大震災の各会見は何となくダメだという認識でしたが、具体的にここはこういう理由でダメと解説されるとなるほどと思いました。あと読みながら何か違和感がと思ってましたが、珍しくですます調だからですね。2015/03/14

マーム

7
災害発生時に、他国の軍隊が攻めてきたら、あるいは続けて大きな災害が起きたらどうするか。なかなか一般人には思いつかない視点ですが、それができることが危機管理の責任者の資質なのでしょう。日本の政治家にそれが備わっているかな?攻めと守りの広報の使い分けは難しい。場数を踏めば分かるのでしょうが、望んで踏めるものではないので、ここに取り上げられている事例で学ぶしかありません。会見場で言ってはならないことを予めまとめたネガティブリストの用意や、事態に動きがなくてもその旨報告するネガティブ・リポートは参考になりました。2011/11/14

さきん

6
危機管理のパイオニア、伝説の警察官佐々氏の分析する、数々の事件、会見、実に鋭い。まだ現役であれば、大きくならなかった問題もあるだろう。これからは、佐々氏なしでも機能する危機管理体制が望まれる。2015/07/06

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