内容説明
外交では拉致問題、対中国、イラク情勢…、国内にあっては政治、治安の混乱のみならず、企業不祥事、BSEなどのバイオ対策…。我が国が直面する問題は、ますます複雑化し、緊急な対応が迫られている。こうした困難に、いかに対処していくべきか?危機管理の第一人者が、豊かな経験を踏まえ具体的に方策を説き起こす。
目次
1 外交よ、毅然たれ!(官邸・外務省の弱腰外交を国民は許さない;テロ国家北朝鮮には毅然たる対応を取れ ほか)
2 日本を襲う新たな「危機」(「被害者の人権蹂躙」を放置するなかれ!;首相は自衛官に何を語るべきか ほか)
3 国を支えるのは誰か?(小泉首相の「涙」が警官を奮い立たせた;「女は度胸、男は愛敬」と化した平成デモクラシー ほか)
4 国会は戦場である(「いがみの権太」撃退法;全省庁のキャリアたち、奮起せよ!! ほか)
著者等紹介
佐々淳行[サッサアツユキ]
1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。目黒警察署勤務をふりだしに、警視庁外事・警備・人事課長、警察庁調査・外事・警備課長を歴任、「東大安田講堂事件」「連合赤軍浅間山荘事件」等では警備幕僚長として危機管理に携わる。その後、三重県警察本部長、防衛庁官房長、防衛施設庁長官等を経て、86年より初代内閣安全保障室長をつとめ、昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。以後は文筆、講演、テレビ出演と幅広く活躍。93年『東大落城』で第54回文藝春秋読者賞受賞。2000年第48回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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