出版社内容情報
どんな悲劇的状況でもどこかに喜劇を見てしまう。シリアスと冗談のゴチャマゼのところに「真実」を見出す、中野翠の1991年
内容説明
オチャラケだけではやっていけないが、笑いなしでは行き詰まる。シリアスと冗談の間に真実を見つけ出し、閉塞状況から抜け出すために、メディアとしての中野翠はある。湾岸戦争、ソ連の政変、レディース・コミックの隆盛、新々宗教ブームに踊る人…広範な事象を取りあげて、卓越した直感で論評を加えた超個人的年鑑1991年版。
目次
第1章 「虚栄の市」1990年10月~1991年1月
第2章 「罪と罰」1991年1月~4月
第3章 「感情教育」1991年5月~8月
第4章 「二都物語」1991年8月~11月
第5章 「人形の家」
感想・レビュー
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