文春文庫<br> 神様は風来坊

文春文庫
神様は風来坊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167546021
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

京都、鎌倉、東京と人生の一端を過ごした町、人々を語り、パリ、香港など異国での身をふり返る。人々とのふれあいは愛しく哀しい

内容説明

思えば、ひとつ処にとどまることの少ない日々であった。東京、京都で仕事をこなし、なつかしい鎌倉も訪れた。パリ、香港への旅もあった。あわただしい毎日だが、故郷・山口県での心安まるいっときと、旧友との再会もあった。見守ってくれた阿佐田哲也氏の死に涙し、競輪とのまじわりに胸を熱くさせた。人の世は愛しく哀しい。さりげない日常の風景の中に限りない優しさを見せるエッセイ集。

目次

雨の中の少年
牧場の燕
夢見る頃を過ぎても
Hさんの後背
桜の下の善人たち
旅人は怒っています
カレーライス〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おむえむ

1
週刊文春に連載された酒とギャンブル、人との交わりについてのエッセイ集。酒と博打で楽しく騒いでいるように見えて、何かを探しているかのような物悲しい雰囲気が全体から漂っているのが印象的だった2015/02/01

もくたつ(目標達成)

1
相変わらず、暖かい人との交流の日々を書いた本だった。この人のように、酒やギャンブルを通じるかはともかく、人と一期一会の交わりをできるようになりたいと思った。この人の小説も読んでみたい。 2012/08/11

マスオ

0
再読。私が京都で学生していた時に京都に住まわれていたんですね。どこか大型書店ですれ違うこともあったかも、なんて。2016/09/11

のん

0
作者のエッセイはちゃんと物語になっている。二日酔いとオケラの日々を綴っているだけなのだが。

かわら版編集長

0
私はあまり霊感を手の内に入れるのを好まないが、阿木さんの口からUFOや霊のことを聞くと、素直にうなずける。それも不思議のひとつである。2009/05/24

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