内容説明
定年退職後のプラン作成には、ほぼ十年をかけた。全く新しい人生を始めるため、誰にも相談はしなかった。それまでに片をつけたい事が二つだけ残っている。あと六日―地味な人生を送ってきた独身女性の意外な決断を描く表題作ほか、「目が乾くほど現実を見つめたい」オーバー40女性たちの心情が鮮やかな傑作短篇、全五篇。
著者等紹介
藤堂志津子[トウドウシズコ]
北海道・札幌市生まれ。藤女子短期大学国文科卒業。学生時代より詩や小説を書き、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。デビュー作「マドンナのごとく」で、昭和62年、第21回北海道新聞文学賞を受賞、同時に直木賞候補となる。平成元年「熟れてゆく夏」で、第100回直木賞受賞。以降、従来にない自由な視点から現代女性の心理をとらえた精緻な恋愛小説を書きつづけている。主な小説に「ソング・オブ・サンデー」(第8回島清恋愛文学賞受賞)「秋の猫」(第16回柴田錬三郎賞受賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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