出版社内容情報
「いじめ」は日本人の自我構造に根ざしているからなくならない!?「ものぐさ」流精神分析で読み解く母子関係ら貿易摩擦、天皇制まで
内容説明
「人間は本能がこわれた動物である」と唱える自称「ものぐさ」精神分析学者が人間の謎の行動を分析。なぜ悪い癖は直らないのか?なぜ人は緊張するのか?人生をますます苦しくすごすには?など心のあり方から、戦後民主教育、イジメ問題、日米経済摩擦などの社会問題までをやさしく、明快に論じる。
目次
屈辱否認の日本近代
分裂病日本のなかの戦後民主主義教育
日本人は親米か反米か
進化論と日本摩擦
国家の物語と天皇制
日本人の自我構造に内在する「いじめ」
「国際人」とは何者か
スケベの二つの意味
マッチポンプ
癖について〔ほか〕