出版社内容情報
万葉集は血ぬられた古代の政争を記録したもう一つの「記紀」だった。歴史・国文学界に衝撃をあたえた著者の解読シリーズ第三弾!
内容説明
天武天皇の正体は?持統天皇の吉野通いの意味するものは?「万葉集」を韓国語で読み解くことによって、そこに秘められた驚くべき真実が明らかになる。「万葉集」は、血ぬられた古代の政争を記録した、もう一つの「記紀」だったのだ。歴史・国文学界に衝撃を与えた「もう一つの万葉集」「枕詞の秘密」に続く解読シリーズ第三弾。
目次
第1章 天武は高句麗の将軍か
第2章 親殺しを嘆く
第3章 おそるべき「政治家」、持統女帝
第4章 「吉野通い」の謎解き
第5章 原詩と用語解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
awakening
0
万葉集の時代に書き言葉としての日本語が中国の文字である漢字は勿論のこと、古代韓国語をミックスしたようなものだったのではということは十分考えられることだと思った。吏読で読むと違う意味で解釈できるというのは面白い。しかも内容が、、、。それにしてもこの時代の人々は一体何ヵ国語使えたの?と思ったり、謎だ。2013/09/11
みほ
0
「万葉集」を古代韓国語で読み解くと表向きと違った驚くべき真実が!というシリーズ3冊目。 天武天皇は実は息子たちに殺された、とか持統天皇が吉野に通い詰めた理由とか定説を覆す内容は興味深くはあったけど、すべてを韓国語に置き換えて裏読み、というのはこじつけっぽくてちょっと受け付けませんでした。2011/09/08