文春文庫<br> 新・忠臣蔵〈第4巻〉

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文春文庫
新・忠臣蔵〈第4巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167536060
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

無事に城明渡しを成しとげた内蔵助に、血気の浪士たちは一日も早い復讐を迫る。しかし、深い考えのある内蔵助は山科に隠棲する

内容説明

妻子を実家に戻した内蔵助は、京からお軽という若い女を雇い入れる。そんな有様を知った江戸の浪士たちは、内蔵助抜きの敵討ちを検討し始める。生活苦にあえぐ者や脱落者が出てきて、浪士たちも焦らざるを得なかったのだ。赤穂開城から一年半、待ち続けた内匠頭の弟、大学の跡目相続が却下となり、遂に内蔵助も心を決める。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっちゃん

3
赤穂から山科に移った内蔵助。その日に向けての慎重な行動が続く。本心を身近の人たちにも明かさない苦労の日々。三村包常の細君の不幸。2018/06/27

えと

3
御家再興が叶わなかった。大石がついに決意!思ったこと。目的を一にしていても、タイミングやら、身分差別により、袂を別ち兼ねない。大学…情けない。お軽はなんだかんだ憎めない…2013/05/12

FeLis-IA

2
<課題図書>日が経つにつれ浪士の足並みのズレが大きなものに。親・嫁・兄弟にも話すなって言っているのに次から次から・・・そんな中、紅梅屏風の章に涙。掟を守り家族との板ばさみはやるせない。そして大学様、一番苦手なタイプ。2012/06/21

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