出版社内容情報
冨士真奈美、岩城宏之ら親しい友人と御馳走を囲んで、恋に舞台に料理に悪餓鬼時代に話の花を咲かせる、本音ばかりの対談が九篇!
内容説明
親しい人との食卓でのおしゃべりは、料理に負けないぐらい美味しいもの。この本は、ホストとゲストが、お互いに招き招かれ、手料理を御馳走しあっての対談集です。楽しい会話と美味しい料理の両方が、一度に味わえます。
目次
河童学へのプロローグ 扁炉が国民的鍋になる日も近い(小室等さん)
ぼくたちの旅のかたち それぞれの土地に、それぞれの味(玉村豊男さん)
河童がマイッタナ・トーク 目の前の女の涙なら信じるの?(冨士真奈美さん)
ぼくたちの悪餓鬼時代 赤ん坊のようなおじいさんになりたい(岩城宏之さん)
和田さんチの料理大会 「人さまざま。いろいろ、あらあな」(和田誠さん)
男と女のプロムナード プラトニックな感じが好き(岸田今日子さん)
私たちの疾風怒濤時代 屋根裏に星を見上げた(久保田一竹さん)
ワープロ実践編 ホカホカ弁当の向こうにニッポンが見える(佐藤信さん)
若狭・一滴文庫への旅 囲炉裏で芋を焼きながら(水上勉さん)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
氷柱
3
169作目。1月24日から。様々なジャンルのプロの話をごっそり引き出せている良作。対談相手の下積み時代の苦労話を苦労を感じさせないユーモア溢れるエピソードとして伺うことが出来る。いたずらっぽい会話から奥深くに忍ばせた本心を探り出せるのは河童氏ならではの技だ。立体的な手触りを感じられる温かい対談集。好奇心を持つことの素晴らしさや大切が非常によくわかる。2016/01/28
かりかり
2
☆☆☆2019/06/23
あーさー
1
妹尾河童さんがゲストを招いたり招かれたりして、手作りの食事を楽しみながらの対談をまとめた一冊。料理の参考にもなりますし、トークの内容は興味深いですし、一挙両得に楽しめました。2024/02/14
紫電改
1
河童さんと著名人の対談集。やっぱり「河童が覗いた~」の方が面白いなぁ。。。絵がないと淋しい2021/11/28
山田
1
対談なんだけど、それほど堅苦しいものじゃない。気楽に楽しく読める。この本出たのが20年前ってことが一番驚きだった。2012/06/27