内容説明
うらぶれたモーテルで黒人娼婦が絞殺される。敬虔なモルモン教の街ソルトレーク・シティにそぐわないこの事件は、教会幹部を襲う連続殺人事件への序章だった。ニューヨークから流れついた刑事トムは、一見平和な宗教都市の歴史的暗部に、事件解明の鍵をみつけるのだが…。後年のクック世界の萌芽が随所に感じられる初期作品。
著者等紹介
クック,トマス・H.[クック,トマスH.][Cook,Thomas H.]
「緋色の記憶」で1997年度エドガー賞(MWA Best Novel)受賞の実力派。アラバマ生まれ。ニューヨーク在住
村松潔[ムラマツキヨシ]
1946年、東京生まれ。国際基督教大学卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
2
黒人娼婦を扱った 物語。 クックの描画が やや やさしくなった気がする。 2010/05/16
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1
2002年12月5日
緋色
1
TABERNACLE
負け猫
1
この主人公より、似た系統のクレモンズの方が好きだなぁと読み進めてくも、ラストで・・・。刑事は足だ、というように、足を運び話を聴き、インスピレーションを大切にするトムを最終的には好きになりました。クック作品はさくさく読むよりほんとじっくり読むべき本だわね。2010/08/11
ブル-ス
0
ソルトレークはモルモン教徒が迫害されて行き着いた街だったんだとあらためて思った。一度通過した程度だけどキレイな街だった。清廉潔白感が行きすぎな感じもする。2015/06/22
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