内容説明
わたしは今、人を殺そうとしている。再就職のライバルとなる元同業者6人を皆殺しにする。この苦境を脱する手は他にないのだ―リストラで失職したビジネスマンが打った乾坤一擲の大博打は、やがて彼の中の“殺人者”を目覚めさせてゆく。ハイスミスやトンプスンに比肩する戦慄のノワール。ミステリの名匠の新たなる代表作。
著者等紹介
ウェストレイク,ドナルド・E.[Westlake,Donald E.]
1933年、ニューヨーク生まれ。不運な泥棒ドートマンダーのシリーズをはじめとするコメディ・ミステリの名手。リチャード・スタークほか多くの別名で、さまざまなタイプのミステリを発表、いずれも高く評価されている。本書は黒い笑いを低く響かせたシリアスな犯罪小説で、ジム・トンプスンの『内なる殺人者』現代版とでも呼ぶべきパルプ・ノワールである
木村二郎[キムラジロウ]
1949(昭和24)年、大阪府生まれ。ペイス大学社会学部卒。英米文学翻訳家、作家、ミステリ評論家。主な訳書に、ドナルド・E・ウェストレイク『最高の悪運』(ハヤカワミステリアス・プレス文庫)、ビル・プロンジーニ『凶悪』(講談社文庫)、エドワード・D・ホック『サム・ホーソーンの事件簿I』(創元推理文庫)ほか。著書に『ヴェニスを見て死ね』(早川書房)などがある
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