内容説明
愛に破れ失意の底にあったシドが出会った美女ノーラ。彼女の激情に翻弄され、情欲に溺れる日々がシドを甦らせる。だが破滅が迫る―ノーラの恋人ヴィクが殺戮と破壊を繰り返しながら近づきつつあった。そう、彼らは人間ではなかったのだ。狂おしく切ない愛と憎悪の爆発。血みどろの愛の物語、凄惨で哀しい人狼ホラーの傑作。
著者等紹介
スキップ,ジョン[Skipp,John]
スキップは1957年ミルウォーキーで、スペクターは1958年リッチモンドで生まれる。コンビによる第1長篇『The Light at the End』は、スプラッタパンク・ホラーの嚆矢となった。邦訳には他に、ホラー映画の小説化『フライトナイト』(講談社X文庫)がある。『けだもの』は第7長篇で、コンビによる最後の作品。スプラッタ描写を軸に、人間の性/暴力衝動の暴発を描ききった傑作人狼ホラーである
スペクター,クレイグ[Spector,Craig]
スキップは1957年ミルウォーキーで、スペクターは1958年リッチモンドで生まれる。コンビによる第1長篇『The Light at the End』は、スプラッタパンク・ホラーの嚆矢となった。邦訳には他に、ホラー映画の小説化『フライトナイト』(講談社X文庫)がある。『けだもの』は第7長篇で、コンビによる最後の作品。スプラッタ描写を軸に、人間の性/暴力衝動の暴発を描ききった傑作人狼ホラーである
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感想・レビュー
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sg
1
「人狼」という一点突破で翻訳されたんたろうか。人狼よくわからない。なんか新しいジャンルのような気がしてたんだけど、狼男を現代風に言い換えただけのことかな。ビジネスパーソンみたいに。 途中、何を読まされているのかと思うタイミングもあったけど、この手の題材にこなれている日本で書かれたらこうはならないだろうという珍しい本が読めてよかった。 まあスプラッタ描写は威勢がいいばかりで説得力に欠けて、グロく見せるための作り物という感じだった。グロいはグロい。スプラッタパンクとは言い得て妙だと思った。2024/08/20
只三郎
0
グロいな。読んで後悔。