出版社内容情報
水と山と稲は日本文化の源である。日本列島の自然は山も川も先祖たちが手をかけて後世に贈ったものである。水を通して日本を考える
内容説明
水と緑と土、これが環境を守る最も大切なものである。日本文化は水の文化でもある。日本列島の自然は山も川も、先祖たちが手をかけて、後世に贈ったものである。米も森林も酒も杉も鮭も日本の豊かな水の恵みである。全国各地に先祖たちが残した水とのかかわり合い方を訪ね、その知恵を学び、水を通して明日を考える。
目次
お堀の水はどこから
信濃川の本マス
遠賀川の鮭神社
森林は海のサカナを養う
水の文化・チューリップ
赤城山のツツジ
阿蘇の水を作る話
海水から川水をくみ上げる話
人工河川
名水と酒とスギ
九頭竜川の舟橋
植林のはじまり
木を伐るということのすばらしい意味
富士山が割れる
海抜けの話―五十里湖物語
琵琶湖の大運河計画
アジアのダムと森林
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- 和書
- いのちをいただく