出版社内容情報
連合国軍占領下、焦土の中でインフレと物資の不足に悩みながら民主化への道を歩みはじめた日本の高度経済成長に至るまでを証言で
内容説明
連合国軍の占領下、焦土のなかで新しい第一歩を踏み出した日本はすさまじいインフレと物資不足にあえぎながらも、民主化への道を着主に辿り始めた。敗戦直後から高度経済成長の時代に至るまでを多数の証言で再構成したシリーズ最終巻は、シベリア抑留の回想、東京裁判、帝銀事件、フジヤマのトビウオ、日ソ復交など28篇収録。
目次
マッカーサーが東京にきた日
敗戦と涙と落語と
国府軍に捕われて15か月
新円切り替えのころ
レイテ島の捕虜新聞
回想の600万復員
私のシベリア抑留回想
公職追放の内幕
東条大将自決ならず!
ビー・サイレント!
GHQ602号室
悪夢・帝銀事件
フジヤマのトビウオ
下山国鉄総裁怪死事件
朝鮮戦争死体処理班
桜木町事件
白井、チャンピオンとなる
恋文代筆20年
占領下の日銀総裁
奄美大島の祖国復帰なる
ブラジルの勝組・負組
ビキニの閃光―第五福竜丸と私
“洞爺丸”沈没す
日ソ復交なる
最後の戦犯だった
返ってきた幻のフィルム
ある父と子の戦争記録
ジャングルに探りあてた父
戦後・混乱から成長
感想・レビュー
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